いつのまにか?

alimamaの鑑定スキル(今に至るまでの出会い)

 10代後半から独学で気学を学び始めました。そのころはただの占い好き。

最初の出会い:気学入門

 気学を選んだのは、幼い頃からただ身近にあったからです。祖父のことは終戦前に他界していましたから気学師だったということしか知らずにいましたが、お弟子さんから会報が届いていたり、押入れの奥に本や原稿がぎい尻詰まった茶箱があったり。

 物心ついた時から当たり前のように、吉方やお水取りの話を聞きながら育ちました。自分の運勢や好きな人との相性を占うに留まっていましたが、いつの間にか周囲の人たちの鑑定をするようになり、いろいろ経て鑑定師を志すことになりました。

今思えば、生まれるべくしてこの家に生まれ、成るべくして成ったんだと納得しています。

 皆さんの人生に大きな影響を与えることもある、鑑定師(占い)を仕事にする事には、大きな責任が伴います。「中途半端に人様の人生を左右するきっかけになってはいけない」と、なかなか自信が持てずに躊躇していましたが、運命とは不思議なものです。

趣味の世界で楽しんでいるだけの頃

 全く別の仕事をしていた20代の頃。とある会社で会報誌の星占いの原稿を毎月いただきに行っていたのが、ルネ・ヴァン・ダール先生の事務所です。ルネ先生は、当時の日本ではまだ数少ない著名な占星術師のお一人。青山のすてきなオフィスに小柄な先生がしゃれた姿でお立ちになり、恐縮しながらお訪ねしたのを、今でもよく覚えています。「占星術なんてすごいな!」と憧れてはみたものの、自分には全く関係ない別世界だと思っていました。

 その後別の会社では、細木数子先生の弟さんがいらしていて、細木先生のお話をよく耳ににしていましたっけ。望めばお目にかかることも可能でしたが、お会いしたことはありません。

 次は、算命学の和泉宗章先生。なんと算命学はやめて、世間から引退されていた時に仕事でご一緒させていただきました。「天中殺」で有名になった方ですが、「当たる」と持て囃され、マスコミでも引っ張りだこだったのに、「長嶋監督が1980年2月までに辞任する」と占い、これが外れたことから辛い思いをされて、占い師を廃業されました。

 ご一緒した時は、占いの話はあまりしたくなかったようですが、ちょっとだけ気になることを質問して教えていただいたり、引退当時のお話も聞かせてくださり、優しい笑顔が少し寂しげだったのを思い出します。占い否定論者に転じたとも聞き及びますが、当時の和泉先生は占いを否定していたのではなく、業界の在り方や鑑定師の資質を嘆いていたように思います。

鑑定士を生業にしなくてもどん底へ

 まだまだ私は趣味の世界で楽しんでいるだけでしたが、そのころ祖父のことを知るある霊能者の方にお会いし、鑑定を生業にしようかと相談したところ、「占い師は人の恨みを買う商売なのを知っているか?」「人様の人生を左右する責任を持つ覚悟があるのか?」「あなたのおじいさんが短命だったのもそのせいだ」などと言われて恐れをなし『仕事としての鑑定は絶対にやらない!』と決め、怖い世界には足を踏み入れたく無いと思っていました。

 そんなわけで、たまに友人達人の鑑定をしながら、のんびり暮らしていたのですが、いつのまにか自分が人生のどん底に落ち込み、一歩も二歩も進まなくなってしまいます。

自分でできることが何もかも無くなり、何をやっても先に進めず。生きているのも嫌になる。まさに剥ぎ取られ追い込まれた状態です。

 そんな時、手相家の西谷泰人先生と出会い、鑑定していただき本当に救われました。様々な経験をし、二転三転と苦労を重ねて来たのは、鑑定師として生きるために必要な経験だったのだと得心しました。鑑定は人を救うものであることを知り、人生を送るきっかけを頂き、皆様のお役に立つ鑑定士になろうとやっと決心できました。そして、西谷先生に師事し手相を学び始めます。西谷先生は明るくて周りの人をハッピーにしてくださる方でした。でも、時々キラリと光る眼差しで、サラッと厳しいことを…

今思えば、技術はあっても精神的な修養が全く足りなかったのです。

やっとプロ意識に目覚めて

 ようやくプロとして対外的にお金をいただき鑑定を活動を始めます。

 その後、難しいと諦めていた西洋占星術に関心を深め、一気に本を読み漁り、松村潔先生のところに行って目からウロコのお話を聞きながら、西洋占星術にどんどん魅了されていきます。松村先生は『先生の頭の中はどうなっているんだろう?』と覗いてみたくなるぐらい色々な情報がいっぱいで、次々チャレンジされる方。サビアン占星術、ハーモニクス占星術などを学んでも、次々新しい見解が出てくるので、「追いつくのは無理!」と思いながら今でも追いかけています。リズ・グリーンさんにも影響を受け、心理占星術なども学ぶうちに、心理学にも手をつけて学ぶようになりました。

 占星術と一言で言っても数限りない占術が存在し、恒星占星術やホラリーなど多岐にわたり、いくら勉強してもキリがない世界です。東洋の占術も西洋の占術も日々新しくなっていますから、一生学んでも学びきれるものでは無いと分かっていながら、好奇心は広がり続けて今に至っています。

 絞込んだ鑑定方法も大切ですが、様々な角度から読み解くことで、新たに見えてくるものもあります。

 占い師の協会などいろいろありますが、どこかに所属して権威を得ることはできても、枠に縛られるような気がして、しっくりと馴染めずに独学を続けています。

こんな経歴ですから、胸を張って威張れるような認定証も資格もありません。

しかし、流派流儀に縛られずに、一つのことを様々な視点で観られる自在性が、皆様のお役に立つと信じて鑑定しています。