ライオンズゲートが最も大きく開く日と言われる8月8日。
根拠が今ひとつ分からなくて、言われるがままになるのも納得行かず、調べ物に嵌ってしまいました。
日付より大切なのは、立秋と今の星空が重なっていること。
1年の始まりとして、古くから大切にされて来た立春のちょうど反対側。
立秋の日が近年は毎年8月7〜8日にあたります。
ホロスコープ上の獅子座の15°あたりが8月8日なので、ライオンズゲートと呼ばれているようです。数霊としても88は特別感が増しますね。
もともとシリウスやセントラルサン、宇宙からの波動が地球とシンクロし、変容・アセッションのゲートが開くと言われ、その中で、一番エネルギーが高まる時といわれます。
ライオンズゲートはシリウスのヘリアカルライジングから始まると言う話もありますが、シリウスのヘリアカルライジングは、住んでいる場所によって異なるもの。地球レベルでの基準にするのは難しいので、太陽とシリウスが合(0°)となった日を基準にするのがよいのではと思っています。
この頃から、少しずつ大きな扉が開き始める感じですかね。
立秋とは
立秋は、太陽黄径が135度、八節の一つ。毎年少しずれたりしますが、現代は8月8日前後です。
やってくる季節の始まりとその間中を示し、世界中で古くから祝祭が行われて来ました。地球上のどこにいても共通した時を示します。
ライオンズゲートの大きく開く頂点がこの日と思って良いでしょう。
獅子座の太陽が水瓶座の意識を取り入れ始めます。
この時期にちなんだ祝祭は、火の祭りごとが多く、精霊や祖霊との交信、死と再生。豊穣への願いを託すことが多いようです。
シリウスは、太陽と共に夜明けの空に輝き、魂の傷を癒し、古代の私たちの先祖の叡智を甦らせてくれます。
夏の盛りを過ぎ、秋へと向かう太陽と、全天一の輝きで焼き尽くすシリウスが火のセレモニーを届けてくれています。
ケルトのルナサド・Lughnassadhは、8月1日に行われますが、元々は日本の八節と同じ立秋だったのでしょう。
ルナサド・Lughnassadh
太陽神ルーが女神に場所を譲り、地下世界へと向かう。恵をもたらした太陽神への感謝の日である。彼は、ユール(冬至)で再び誕生する。
秋の始まり、すなわち収穫期の始まりを告げ、感謝と共に秋の収穫の無事を願い祈りを捧げる火の祭りごと。
ケルトの人々が暮らしていたのは、日本と季節感が異なる、冬が早く訪れる地域。太陽神も早めに姿を消しはじめます。
日本では伝統的七夕とお盆
お盆は先祖たちが家に帰ってくると言われ、供物でもてなし、送り火でお見送りします。
今では、8月の12日から15日と決められてしまっているけれど、元々は立秋と結びついていたのではないでしょうか。
本来、天界の扉が開いて、祖先たちの魂と繋がり、古の智慧を得、今生きていることの感謝を捧げる火の祭りごと。
七夕も、天の川銀河に願いを託すだけでなく、先祖精霊を迎える精霊棚を7日の夕方に備えたのが始まりだとか。
暦は、弧を読むものと地球暦の開知さんが言っていましたが、まさにその通りで、今のグレゴリオ暦に固定された祝祭日の何月何日にこだわっていると、本質が見えなくなってしまいます。
もちろん数霊も大切ですが、8・8もすごいのかもしれませんが、大切な時が訪れていることを大事にしたいのです。
お誕生日をお祝いをする日はいろいろと異なっても、お誕生日は変わらないのと同じように。その日その時にこだわらずとも、それが何を示しているのかを知って大切にしたいと思います。
二十四節気の中でも、特に大切な「八節」というのがあります。
夏至・冬至の「二至」と春分・秋分の「二分」
立春、立夏、立秋、立冬の「四立」
これらは二至二分四立と言われ、季節を区分する上で重要な役割を果たしています。