春分(2019/03/21 06:58JPT)は、満月を迎える前に時を刻みました。
わずか4時間程ですが、月が満ちる直前。
何かが満ちて行くための春なのです。
2000年、ミレニアムの時を刻み始めた春分も同じように満月でした。
21世紀ための春から19年。
次のステップへと向かうための気づきの春ですね。
春分図は1年の中で具現化が始まる起点と考えています。
太陽が昼と夜を2分し、真東から姿を現す日。
北半球では陽の気を受け取り
様々に育て開花させて行く時間の始まり。
夏至の頂点に至るまでの指針です。
今年の春分図からのメッセージ、目的は
「解放された魂を育てるために」とでも言ったらいいでしょうか。
大地と繋がり
地球と繋がり
その多大な恩恵を受け止め
それぞれの持つ可能性をしっかりと根付かせて行く。
体幹がしっかりしていれば
肩の力を抜き
自由に舞い踊ることができるように
精神の幹をしっかりとさせ
雄々しく心を広げ
魂の自由
解放された真実の自己を謳歌できるように…
誰にでも備わっている感性感覚なのに
それを使わず
理屈や常識に依存し
知って、知らぬ間に鈍らせ
まるで無いようにさえ思っている。
そんな、感覚感性を目覚めさせ
磨き上げる訓練をしましょう。
天に地に
吹く風や流れ行く雲
春の陽に匂い立つ香り
水の温もり
あらゆる自然の中に
天界の法則に基づいた
たくさんの変化が息づいています。
知識や経験を理性的に活用し
力に変えて行く
何が変化し変わろうとしているのかを知るには
この星を取り巻き
互いに響きあう波長との調和が欠かせないのです。
これからの
想像をはるかに超えて広がる
未来の可能性に
夢を託すために
雪解けの水が
せせらぎに奏でる歌に耳を傾け
古代からの叡智
神聖な法則への理解を深め
青い鳥の待つ輝きの中
真の勇気を沸きたてて
潔く未知の世界へと飛び込んでいきましょう。
目立たぬもの
すぐには形にならぬもの…
上辺だけを見回わしていると見落としてしまう。
思い描くものが、芽を出し形を取り始める前に、
俗世に紛れず、自分が本当に大切にしたいものを見直しておこう。
古の叡智を振り返り、今とこれからに繋げていくこと。
それは同じように見えても新しい光を宿し、
輝く未来への入り口に火を灯す。
今年の春分は、天王星が象徴的な配置を示し
変わらない訳にはいかない今
誰もが新しい夢を思い描き
目に見えぬ物事も変化しています。
どんなモチベーションで
どんなビジョンをかかげて
これからに望みますか。
調和を欠いた物事は
立て直しのために壊され
再生の道が待っています。
破壊が目的ではありません。
人として、愛を添えて
この地球(ほし)の変化と調和し
光の中の未来を思い描くなら
変化の波は
力を添え潮流に乗せ
新しい春へと誘ってくれることでしょう。
冬至の星詠み↓