七赤金星 無垢な気持ちが幸せに繋がる
テーマ:四季八節など
少し気の早い桜が
もう咲き始めた立春2020
気学での新年が始まりました。
昔は「数え年」と言って、立春でみんな一緒に自分の年齢を数えていましたが、今はほとんど使わなくなりましたね。
時代に合わせて様々なものが変わってきました。
今年は七赤金星 庚子 の年
足るを知る
何事も欲張りすぎずに味わいながら過ごす1年です。
昨年の大きな変化の波に揺すられて
様々な物事が変わり始めました。
自分も周囲も取り巻く環境も
何もかもがどこに落ち着いたら良いのかを模索しています。
七赤金星の象徴はいろいろありますが
渓流の中を転げ落ちて行く石に例えられるように
自然の流れに乗って楽しみながら
落ち着く先まで転がって行く感じでしょうか。
自分にちょうど良い落ち着き先が
自然と与えられて行くことでしょう。
自分を見失って依存し
ただ振り回され、流されてしまったり
自分勝手な欲に駆られてしがみついていると
夢も希望も無いところにたどり着いて
がっかりなんてことも…
思いが形を取り現実化の種となる
無垢な心が生み出す未来は
観念のない好奇心で
新しい経験を重ねて行くことで具現化の道が開きます。
3月、春分あたりに得た気づきが
今年1年のテーマ・種となり
冬至の頃に花開く
今少し、今までを振り返り
何が変わっているのか確かめておきましょう。
天と地の理りと照らし合わせ
調和を計るなら
見事な花を咲かせ
次へと繋ぐ実りを得ます。
自分の内面に宿す種が
どのような花を咲かせ
実を結ぶのかは
自分次第
よく世話をして
日当たりよく(自然の恵み)
光り(希望)にあてて
良き土(土台)に
良き水(思い)を与え
大切に育てましょう。
ほったらかしの他人任せでは
たいした実もならず
次に育てる価値のない種しか残らない。
七赤金星は
収穫
今までの結果をしっかりを受け止め
次に役立つものを見出し
変化に繋げる時
満たされることのない器
限りなく求め続け
大切なことを見失ってしまう暗示も
美味しいものを知った子供が
いつまでもねだり続けるように
欲望の虜になってしまうこともある。
今年は特に南に破れ
高望みすると思うように行きません。
太歳(木星)は北に宿り
新しい発展の種を蒔き
良し悪しに関係なく
社会に本当に必要なことに沿って広げて行くのです。
草木はあるがままに自然の変化を受け止め
芽をつけ、花を咲かせます。
人の目には季節外れに見えても
自然の理に沿って生きています。
去年を振り返る参考に